そば日本一「量から質に」

日本一そばの里「幌加内町」 そばの増産はほぼ限界に達し、付加価値をつけ、量から質へ転換しょうとしています。 【道新】平成26年9月5日(金)【道北版】からご紹介致します。
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・・・増産 ほぼ限界・・・
 町内のソバ生産は限界に近づいている。1980年に350㌶で全国一になった後、2011年には3000㌶を突破、今年も3200㌶を作付する。
 ところが1980年に210戸だった作付戸数は、30年あまりでほぼ半減。農家1戸当たりの作付面積は2.5倍以上になった。大型機械の導入などで何とかこなしているが、高齢化や後継者難に悩む農家も多く、これ以上の拡大は難しい。
 一方、玄ソバの価格は下落が著しい。全国的に作付が増えたことなどから、2010年ころに1俵(45㌔)当たり1万円が、現在は5000円前後まで暴落した。ソバによる収益力の確保が急務となっている。

 
・・・「雪乃御殿」9月末に完成・・・
 町が5億6000万円かけて整備する「農産物低温貯蔵施設」が、「そば日本一の館」「そば日本一の牙城」(乾燥調製施設)の隣に9月末完成する。
 貯蔵施設は、収穫、乾燥から、低温で品質を保ったまま貯蔵する施設で、豪雪地帯らしく冷却に雪を使うのが特徴だ。 
 町内では玄ソバをむき実に加工する施設も近く本格稼働する。 守田町長は「玄ソバより価格の高いむき実や粉の出荷量を高めていきたい」と力を入れています。

・・・つゆに厳しい感想・・・
 道外の「ソバ通」からは、「農産物としてのソバは一流でも、食文化としてのソバは発展途上」との声が聞こえてくる。幌加内町でソバの生産が始まって40年。収穫量を拡大させるのには十分な時間だが、ソバの文化を町内に定着させるには短すぎるのかも知れない。

 町はソバ打ち体験や、ソバにまつわる文化を体験できる施設の整備、一面の白い花が人気のソバ畑による観光振興なども打ち出し、従来以上に幅広い観点からソバの活用を図っていく考えだ。
 人口1600人の小さな町のソバによる「まちづくり」は、第2幕に入ろうとしている。

【道新・道北版『探る見る 経済・産業」』から抜粋】 資料提供:taisetu-40さん


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